Akikoさんの研修先はサンタ・クローチェ地区にある地元の人で賑わうForno(パン屋)。お店の方に伺うと「最初はイタリア語がうまく喋れなかったけれど、だんだんと研修を積み重ねるにつれて語学がすごく上達したわ。」とのこと。特に彼女の明るくにこやかな性格が、職場の雰囲気を明るく楽しくしてくれるそうです。パン作りについては、一回教えたことを二回目以降は自分から進んで行う姿勢はパン職人としてとても優秀だとのお墨付き。以下、Akikoさんにインターンシップについてのインタビューをしました。
スクオーラトスカーナのインターンシップコースに申し込んだきっかけを教えて下さい。
Akikoさん : 以前から、イタリア語を勉強しながらイタリアのパン作りを習べるコースを探していましたがなかなか見つかりませんでした。そんな時スクオーラトスカーナのインターンシップコースを見つけ、特に長期留学を希望していた自分のプランに合っていたので申し込みました。
日本でのパン作りの経験を教えて下さい。
Akikoさん : パン屋で5年間働きました。また月に数回パン教室にも通っていました。
インターンシップに参加してみてよかったこと。
Akikoさん : イタリアのパンについては知識がなかったので、実際に工房でパン作りを経験できてよかったです。また職場の人やお客さんはイタリア人ばかりなので、接客時にコミュニケーションがとれることもよかったです。これがイタリア語の上達につながったと思います。特に地元の人が多いのでフィレンツェ弁(コカコーラをホハホーラと発音するなど)を実際耳にすることもあり、日常で使われているイタリア語に触れることができました。
辛かったことを教えてください。
Akikoさん : 作業を手伝いたい時にうまくイタリア語で伝えられなくてもどかしい思いをしました。
インターンシップをする上でイタリア語はどのくらい必要でしたか?
Akikoさん : 完全に必要でした。インターンシップ期間は、一日2時間の授業を受けていますが、職場での会話のときに、これは学校で習ったな、というような内容がありました。
日本でインターンシップ留学を考え中の方に、なにかメッセージを。
Akikoさん : ぜひ、やったほうがいいと思います。いい経験になると思います。
Akikoさん、ありがとうございました!