ワイン好き、ワイン業界で働きたいと思っている方には、ワイン大国イタリアで実際に働きながら学べるインターンシップコースは自分の目標への効果的なアプローチになることは間違いありません。 語学の面で苦労することもありますが、そこから得られる経験はかけがえのないものとなるでしょう。将来ワイン関係の仕事に就きたいということでインターンシップコースにチャレンジされた奈穂子さんに研修の感想を伺いました。
スクオーラトスカーナのインターンシップコースに申し込んだきっかけを教えて下さい。
奈穂子さん : 語学+アルファを学ぶために留学したいと思っていたので、インターンシップコースこそまさに打ってつけでした。私はワインが大好きで、ワイン関係の仕事をしたいと考えていたため、ホームページに載っている実際にエノテカで働かれていた体験談があったことも決め手でした。
現在のインターンシップの仕事内容を教えてください。
奈穂子さん : ワインバーでの給仕、店内でのお客様対応です。お店の一部にワインバーが併設されており、店内にはワインの他に沢山のイタリア食材や酒類があるため、ワインバーが落ち着いている時は店内でお客様対応をすることも多々あります。また、ワインをお求めの日本人のお客様がいらっしゃった時は、同僚のソムリエの説明を通訳したりなどもしていました。
実際にインターンシップを体験して良かったことは何ですか?
奈穂子さん : 生きたイタリア語を学べること、イタリア社会を身をもって体感できたことです。学校とは違い、周りは全てイタリア人、そしてイタリア人も容赦ないスピードで話しかけてくるので、実際に生きたイタリア語を使うことができます。また、イタリア人と仕事をしていくなかで、イタリア人の性格、食文化、働き方など、外からは見えない内側からイタリアというものを学ぶことが出来ました。
インターンシップ中に苦労したことはありますか?
奈穂子さん : やはりイタリア語に苦労しました。同僚がトスカーナ訛りが強いというのもありましたが、話すスピードが速い上に知らない単語が多いので何を言っているか分からないことが多々あり、間違って捨ててはいけないものを捨ててしまい大慌てしたこともあります。
イタリア語はどのくらい必要ですか?語学力で苦労したことはありますか?
奈穂子さん : 最低限日常会話程度は必要となると思います。私は語彙力がなかったので、生活の中にあるもの、例えばガラスやプラスチック箱などが分からず最初は苦労しました。会話中分からなかった単語・フレーズがあれば、ノートに書き覚えるようにしていました。
インターンシップを体験して、自分の生き方や考え方、今後の目標などに変化はありましたか?
奈穂子さん : 全てが変わったと思います。日本とは違う働く姿勢なので、違う観点からの仕事の上で大切なこと、人生で大切なことを分からせていただきました。また、ソムリエの資格をとるという新たな目標が出来たのも、ここで沢山のワインを学ぶことができたおかげです。
これからインターンシップをしようとしている生徒さんたちにメッセージをお願いします!
奈穂子さん : 母国語が通じない異国の地で働くということはやはり勇気がいると思います。ですが、言葉や文化の違いに悩まされることはあれど、一度始めたら意外と「何とかなる」ものです。なので是非挑戦してみてください!必ず自分の糧となります!
奈穂子さん、ありがとうございました!