近年では国際的大企業のほとんどが環境保護対策を掲げており、これはもはや一つのマーケティング手段ともなっています。スクオーラトスカーナは小さい学校ながら1989年の創立時以来ずっと環境保護の方針を採り続けています。ごみの分別、紙のリサイクル(今はFSCマークの紙を使用しています)、環境に負担を掛けないための手段として課外活動には公共の移動手段を使ったり、電力は環境にやさしい発電方法を用いる会社のものを使っています。
今回、日本人生徒さんがインターンシップの研修先に「ビオ(オーガニック)に関する分野」を選ばれた時は、普段にもまして研修先の手配に力が入りました。その結果、マクロビオティコのレストランとビオ食品を扱うスーパーが受け入れに応じてくれました。
今回の研修先となるビオ食品のスーパー「シュガーブルース」は、フィレンツェの最も歴史的な地区の一つにある100mqちょっとの広さのお店で、その棚には食品、化粧品、日用品など保証書つきのビオ製品がぎっしりと並んでいます。
生徒さんと私(校長アルベルト)は、ある1月の午後に店のオーナーとサントスピリト広場から程近いこの店で面談し、お互いに意気投合!そして研修受け入れが決定しました。その後、この生徒さんは2008年2月4日から研修を始めることになりました。
校長アルベルト